今年に入って、月に1回程土日を休診とさせていただき、先生はセミナーに参加しています。
このセミナー、先生の得意とするマイクロスコープの腕をさらにブラッシュアップするための勉強会なんです☆
皆様には医院のお休みでご迷惑をおかけしますが、先生の治療は更にレベルUPしていきますので、通院中の皆様の治療にも
どんどん良い影響があるのではと思っています。
今日はそんな先生のマイクロスコープ治療について少しお話したいと思います。
先生のマイクロスコープ歴
私が一緒に仕事をし始めた当初から、先生はマイクロスコープを使用しているので
かれこれ10年以上前からになります。
マイクロスコープ治療は、今でこそ患者さんに認知してもうことが多くなり、
お電話などでマイクロスコープ治療について問い合わせを受けることも増えました。
10年前は現在ほど知られておらず、マイクロスコープ治療を行っている歯科医院も少なかったです。
当初は主に、根管治療を行う際にマイクロスコープを使用していました。
見えにくい歯の根の奥を診る為には必要不可欠で、その当時から先生は様々な勉強会に参加し、腕に磨きをかけていきました。
現在先生は全ての治療において、拡大鏡またはマイクロスコープを使用して治療をするようになりました。
これは歯科治療においてとてもgoodなことなんです。
見えるからこそ、より精密に丁寧に治療が行え、かつ微細な亀裂や異変にも気づくことができます。
感染している部分の治療や、詰め物やかぶせ物を作る前段階の歯の形づくりなど、全て拡大下で、しかも精密に
治療が出来る腕があるのはすごいなさすがだなと、尊敬します。
どの世界もそうかもしれませんが、
歯科医療にも、ここまでできればOKというものは無く、常に新しい材料や良い治療方法があり、
勉強勉強の日々です。
この勉強があってこその、現在の先生の治療の腕なのです。
先生がマイクロスコープで診ている視野には治療する歯が大きく映っています。
それ以外のものは見えない状態なのです。それほどに、治療する歯に集中しています!
縫合に使用する糸も髪の毛のように細く、
先日、先生の練習中の縫合糸を片付ける際、髪の毛と勘違いしてしまいびっくりしました。
どうしても、マイクロスコープでの治療(特に根の治療)には時間が必要です。
通常の保険診療では歯の状態に合わせ、拡大鏡を使用しながらマイクロスコープと使い分けて治療を行っていますが、
自費診療で行う根の治療(マイクロスコープ高度根管治療)では100%マイクロスコープを使用し、
更に治療精度を上げるために使用するラバーダムシートや根の中に充填する薬剤なども、より良いものを選択しています。
ひとつひとつの選択によって、治療後の歯の状態は変わります。
もちろん先生だけの努力だけではなく、患者さん自身での毎日の歯磨きや、数ヶ月に一度のメインテナンスも関わってのことです。
夏休み後もまだまだセミナーは続きます!
またみなさんに向けてお話できる内容があればお知らせしますね(^^)